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製品情報タイトル

製法別の特徴と用途

  1. PVA製法
  2. レジノイド製法
  3. ビトリファイド製法

■PVA製法
PVA製法の写真 特徴
  • この製法による砥石は、一般的には弾性砥石と呼ばれているもので、その特徴は結合剤にPVA(ポリビニールアルコール)を使用して弾性に富んだ多孔質の砥石に成形されていることです。しかも、典型的な脱落形の研磨特性を有し、超微粉を使用しての砥石による研磨では、仕上面に抜群の光沢を与えます。粒度としては#10,000番程度まで、製作が可能です。
  • さらに、私どもでは砥石の弾性をある程度自由にコントロールすることができるため、精密な仕上用砥石を必要とするお客様の二一ズにも十分にお応えすることができます。
用途
  • 優れた研磨特性を有するこの製法による砥石は、主に非鉄金属材料(アルミニューム、銅、クロムなど)、非金属材料(ガラス、樹脂など)ならびに難削材の表面仕上研磨などの分野に多く使用されています。
  • 具体的には、各種磁気ヘッドの研削研磨、グラビアロール(グラビア印刷用銅シリンダー)の研削研磨などがあげられます。

■レジノイド製法
レジノイド製法の写真 特徴
  • 結合剤としてフェノール樹脂などの合成樹脂を使用して、低温(およそ200℃)で焼成していることが大きな特徴といえます。
  • したがって、ビトリファイド製法では使用困難な超微粉あるいは組合せが難しい混合砥粒を使用した砥石を変形なく製造することが出来、これによって研削性(キレがよく、仕上りもよい)の良い砥石の製造ができます。
  • また、この砥石は衝撃性に強く、引張り、曲げ、圧縮強度など機械的強度が大きく、精密仕上加工から粗研削まで幅広く利用されております。
用途
  • この製法による砥石は、研削性がよいため、オーディオ、ビデオ、カードリーダーの磁気ヘッドあるいはフェライトコアなどの鏡面仕上用研磨砥石、光ファイバーのコネクター部の端面研磨など、超精密仕上加工用として使用されています。
  • また、砥粒の保持力が極めて大きいため、高能率の研削や加重の高い研削あるいは高周速の研削にも利用されており、粗研削分野の大半はこの製法による砥石に依存しております。

■ビトリファイド製法
ビトリファイド製法の写真 特徴
  • 結合剤として長石や粘土などを使用し、適量の補助剤を加えて炭化珪素砥粒や溶融アルミナ砥粒などと混練成型、1,300℃近辺の高温で焼成し高い保持力を形成している点が、最大の特徴です。
  • したがって、常温では変性することもなく、研削力および対薬品性にも優れ、長期間の保存も可能です。
  • また、結合度(砥粒の保持力)の調整が容易に出来、その調整範囲も広い。
  • 粒度においても粗粒(#20番程度)から超微粉(#4000番程度)まで利用粒度の幅も大きく、一般研削から精密研削まで研削範囲の広いのも一つの特徴です。
  • 最近では、気孔を大きくとった砥石なども開発され、研削中の目詰まりを解消する砥石としてその応用範囲が広がっております。
用途
  • この砥石の特徴からその用途は限りなく広く、一般鉄鋼材はもちろん焼入鋼材、超合金、鋳鉄、非鉄金属、非金属などの研削研磨ならびにダイヤモンドエ具のツルーイングやドレッサーとしても使用されたり、砥石の気孔を利用したフィルターなど、その用途はますます広がりつつあります。

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